短期研修?実習
ページ内目次
- ハルリム大学 短期看護研修|浅井 花歩さん
- ニューサウスウェールズ大学 付属語学学校 短期研修|伊藤 杏実さん
- 南カリフォルニア大学 臨床薬学研修|長坂 真衣さん
- ルートヴィクスハーフェン経済大学 サマースクール研修|萩原 章太さん
- ニューサウスウェールズ大学 付属語学学校 短期研修|掛布 真子さん
- ニューサウスウェールズ大学付属語学学校 短期研修|都築 美冬さん
- ニューサウスウェールズ大学 選択制臨床実習|岸田 巧さん
- ルートヴィクスハーフェン経済大学 サマースクール研修|小栗 葉月さん
- 南カリフォルニア大学 臨床薬学研修|福山 了介さん
- ニューサウスウェールズ大学付属語学学校(UNSWIL)短期研修|岡田 千佳さん
- ニューサウスウェールズ大学(UNSW)選択制臨床実習|三浦智孝さん
- ハルリム大学 短期看護研修|磯村 千晶さん
- ルートヴィクスハーフェン経済大学 サマースクール研修|澤田 有華さん
- 南カリフォルニア大学(USC)臨床薬学研修 三田村 佳奈さん
ハルリム大学 短期看護研修|浅井 花歩さん
2020年6月23日
国 | 韓国 |
大学名 | ハルリム大学 短期看護研修 |
学部 | 看護学部 |
留学期間 | 2019年9月1日から9月8日(1週間) |
ハルリム大学では、看護学部の学生が受けている講義を聴いたり、病院の見学をして、大学のプログラムや、看護体制について、日本との違いを学ぶことができました。韓国では、授業を英語で行うため、学生の英会話のレベルが非常に高く、また授業にとても熱心で積極的だったので、刺激を受けることができました。
滞在期間中、毎日バディがいてくれたので、とても安心して過ごすことが出来ました。
看護の事以外にも、バディ達は食文化や学生生活なども教えてくれました。このプログラムでは同じ年代の韓国の学生と食事をしたり、出掛けたりなどをして仲良くなれたことで、お互いの文化を教え合う楽しさもとても魅力的だと思います。
とても短期間でしたが、日本の看護を考える濃い時間を過ごせました。ありがとうございました。
滞在期間中、毎日バディがいてくれたので、とても安心して過ごすことが出来ました。
看護の事以外にも、バディ達は食文化や学生生活なども教えてくれました。このプログラムでは同じ年代の韓国の学生と食事をしたり、出掛けたりなどをして仲良くなれたことで、お互いの文化を教え合う楽しさもとても魅力的だと思います。
とても短期間でしたが、日本の看護を考える濃い時間を過ごせました。ありがとうございました。
ハルリム大学 短期看護研修時の様子
ニューサウスウェールズ大学 付属語学学校 短期研修|伊藤 杏実さん
2020年6月23日
国 | オーストラリア |
大学名 | ニューサウスウェールズ大学 付属語学学校 |
学部 | 経済学部 |
留学期間 | 2019年8月から9月(1ヶ月間) |
このプログラムの1番の魅力はホームステイでの滞在だと思います。この研修は短期間ですがホストファミリーと一緒に過ごすことで英語を使う時間が増えるし、現地の人の価値観を自然に知ることができます。行く前はとても緊張しましたが暖かく迎え入れてくれたホストファミリーのおかげで安心して充実した時間を過ごせました。特に私は、毎晩夕食の時間にホストマザーとたくさんお話をする時間がお気に入りで印象に残っています。
授業は学生の英語のレベルに合わせて少人数でクラス分けされ、学生が発言する機会や話し合う時間が多くて新鮮でした。授業内でグループプレゼンテーションやお出かけもするのでいろんな国から来た留学生たちとの仲も深まります。アットホームな温かい雰囲気で毎日笑いにあふれていてとても楽しかったです。
英語を使えばどの国の人とも感覚が通じて会話をすることができることにとても驚きました。このプログラムを通じて共通語としての英語のすばらしさを感じました。
授業は学生の英語のレベルに合わせて少人数でクラス分けされ、学生が発言する機会や話し合う時間が多くて新鮮でした。授業内でグループプレゼンテーションやお出かけもするのでいろんな国から来た留学生たちとの仲も深まります。アットホームな温かい雰囲気で毎日笑いにあふれていてとても楽しかったです。
英語を使えばどの国の人とも感覚が通じて会話をすることができることにとても驚きました。このプログラムを通じて共通語としての英語のすばらしさを感じました。
ニューサウスウェールズ大学
付属語学学校 短期研修時の写真
南カリフォルニア大学 臨床薬学研修|長坂 真衣さん
2018年3月29日
国 | アメリカ |
大学名 | 南カリフォルニア大学 |
学部 | 薬学部 |
留学期間 | 2017年7月~8月(2週間) |
南カリフォルニア大学臨床薬学研修では、アメリカの薬学教育制度や精神疾患治療に関する講義を受け、大学の附属病院や地域の薬局を見学する機会もありました。その中でも特に印象に残っているのは、他国の学生を交えたグループディスカッションです。
ディスカッションの内容としては、精神疾患の症例を読んだ上で患者さんに適した治療薬を選択するというものでした。アメリカと違い日本の薬剤師は処方選択権を持たないことから、このようなケーススタディーを大学で行う機会は殆ど無く、貴重な経験となりました。また患者さんの薬歴だけでなく主訴や検査値を考慮して治療薬を選択する過程は、日本においては薬剤師というよりも医師が行うものに近いと感じました。アメリカではこのような処方提案は当たり前のように行われており、日本と比べて薬剤師の地位が確立されていることが伺えました。
今回の研修を通じて、日本とアメリカの薬剤師や医療制度の違いについて学んだと共に、日本の薬剤師の在り方について考える良い機会となりました。この研修で学び、感じたことはこれからの自分の成長に繋げていきたいと思います。
最後になりましたが、この研修に関わってくださった皆様方に感謝申し上げます。
ディスカッションの内容としては、精神疾患の症例を読んだ上で患者さんに適した治療薬を選択するというものでした。アメリカと違い日本の薬剤師は処方選択権を持たないことから、このようなケーススタディーを大学で行う機会は殆ど無く、貴重な経験となりました。また患者さんの薬歴だけでなく主訴や検査値を考慮して治療薬を選択する過程は、日本においては薬剤師というよりも医師が行うものに近いと感じました。アメリカではこのような処方提案は当たり前のように行われており、日本と比べて薬剤師の地位が確立されていることが伺えました。
今回の研修を通じて、日本とアメリカの薬剤師や医療制度の違いについて学んだと共に、日本の薬剤師の在り方について考える良い機会となりました。この研修で学び、感じたことはこれからの自分の成長に繋げていきたいと思います。
最後になりましたが、この研修に関わってくださった皆様方に感謝申し上げます。
南カリフォルニア大学 臨床薬学研修先の様子
ルートヴィクスハーフェン経済大学 サマースクール研修|萩原 章太さん
2018年3月29日
国 | ドイツ |
大学名 | ルートヴィクスハーフェン経済大学 |
学部 | 人文社会学部 |
留学期間 | 2017年8月~(3週間) |
海外留学をしてみたい、でも長期滞在は不安だ...。そんな半ばビビリな私にとって、この3週のサマースクールは非常に貴重な体験となった。
このプログラムのみどころは、やはりドイツという美しい地で学べることであろう。ケルン大聖堂やライン川などを自らの目で見られるだけでなく、プロサッカーチームのグラウンド内部や欧州裁判所など普通ではできないような訪問?体験をさせてもらえる機会はなかなかないはずである。
現地に実際に暮らすことで、旅行では味わえない生の生活感を味わえるところもみどころの一つである。日本でも英語圏の国でも感じられない切羽詰まった状況に対して、それをどう乗り越えるかすごく鍛えさせられた。はじめこそスーパーの買い物一つで焦っていた私だったのだが、滞在しているうちに格安切符の購入や道案内など、できることが増えていく成長を実感できた。
私のように海外に興味があるけど不安もある...という方に、このドイツの地で様々な国の人と関わりながら過ごす貴重な機会をぜひおすすめしたい。加えて、私の挑戦を支えてくださった皆さまに感謝したい。
このプログラムのみどころは、やはりドイツという美しい地で学べることであろう。ケルン大聖堂やライン川などを自らの目で見られるだけでなく、プロサッカーチームのグラウンド内部や欧州裁判所など普通ではできないような訪問?体験をさせてもらえる機会はなかなかないはずである。
現地に実際に暮らすことで、旅行では味わえない生の生活感を味わえるところもみどころの一つである。日本でも英語圏の国でも感じられない切羽詰まった状況に対して、それをどう乗り越えるかすごく鍛えさせられた。はじめこそスーパーの買い物一つで焦っていた私だったのだが、滞在しているうちに格安切符の購入や道案内など、できることが増えていく成長を実感できた。
私のように海外に興味があるけど不安もある...という方に、このドイツの地で様々な国の人と関わりながら過ごす貴重な機会をぜひおすすめしたい。加えて、私の挑戦を支えてくださった皆さまに感謝したい。
ルートヴィクスハーフェン経済大学
サマースクール研修先の様子
ニューサウスウェールズ大学 付属語学学校 短期研修|掛布 真子さん
2018年3月29日
国 | オーストラリア |
大学名 | ニューサウスウェールズ大学 |
学部 | 経済学部 |
留学期間 | 2017年8月~2018年9月(1ヶ月間) |
私は夏休みの上記の期間でオーストラリアのニューサウスウェルス大学への短期留学プログラムに参加させてもらった。ここでは主に3つのことについて述べる。1つ目に授業、クラス編成は16人で日本人が8人他はアジア系のいろいろな国から8人だった。授業中には発言を求められる機会が多く、日本人の私は初めのほうは自ら進んで発言していくということになれることができなかったが、だんだんとみんなで競うようになり、間違っていても発言してみるという積極性が一番に身についたと感じる。このクラスにより、いろいろな国の文化も学ぶことができた。次にホームステイ先は私のほかに3人留学生がいた、彼らとは大体夕食を共にし、英語での家族だんらんの食卓を囲めたことはとても思い出に残っている。また、ホストマザーと夜に一緒に本を読み、いろいろな会話をしたことも印象深い。最後にシドニーの街は日本でいう東京みたいに栄えており、多国籍国家だけあってどこを歩いていても様々な人種の人をみた。友達と観光して、どうしたら足りない英語力で伝えられるか、仲良くなれるのかということも考えさせられた。私の人生においてとても貴重な体験ができた1か月であった。
ニューサウスウェールズ大学
付属語学学校 短期研修時の写真
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校 短期研修|都築 美冬さん
2016年4月 1日
国 | オーストラリア |
大学名 | ニューサウスウェールズ大学附属語学学校 |
学部 | 人文社会学部 |
留学期間 | 平成27年8月~平成27年9月(4週間) |
私は昨年の8月に、せっかくなら大学生のうちにしかできない事をしたいと考えて、オーストラリアの大学へ短期留学しました。
語学学校で私は一般英語のクラスで英語を学びました。スピーキング、リスニング、ライティング、グラマーを全てまんべんなく学ぶことができました。私のクラスには中国、台湾、ブラジル、オマーンなど様々な国から来た人たちがいて、みなそれぞれに目的を持って学校へと来ていました。授業中や放課後の会話から様々な国の文化の違いを感じることができ、それは私自身に大きな影響を与えました。また、年齢はそれほど変わらないのに圧倒的な英語力の違いにとても驚きました。
また、学校には多くの日本人もいて同じように日本から来た人たちからも多くのことを学ぶことができ、今でも仲良くすることができています。
今回の短期留学は、参加しなければ出会うことはなかった人々との出会いを私にもたらしてくれ、また大きな影響を与えてくれたとても良い経験だと思っています。
語学学校で私は一般英語のクラスで英語を学びました。スピーキング、リスニング、ライティング、グラマーを全てまんべんなく学ぶことができました。私のクラスには中国、台湾、ブラジル、オマーンなど様々な国から来た人たちがいて、みなそれぞれに目的を持って学校へと来ていました。授業中や放課後の会話から様々な国の文化の違いを感じることができ、それは私自身に大きな影響を与えました。また、年齢はそれほど変わらないのに圧倒的な英語力の違いにとても驚きました。
また、学校には多くの日本人もいて同じように日本から来た人たちからも多くのことを学ぶことができ、今でも仲良くすることができています。
今回の短期留学は、参加しなければ出会うことはなかった人々との出会いを私にもたらしてくれ、また大きな影響を与えてくれたとても良い経験だと思っています。
ニューサウスウェールズ大学 選択制臨床実習|岸田 巧さん
2016年4月 1日
国 | オーストラリア |
大学名 | ニューサウスウェールズ大学 |
学部 | 365体育投注 |
留学期間 | 平成27年5月~平成27年6月(4週間) |
今回私は選択制臨床実習の一環として、ニューサウスウェールズ大学(UNSW)365体育投注とその関連病院であるPrince of Wales Hospital感染症内科で学ぶ機会を頂きましたので、その体験を報告致します。
派遣決定時より沢山の思いを巡らせていましたが、その新鮮さや日本とのギャップの大きさは、想像を遙かに超えるものでした。特に印象的だったものとして、医学教育の違いという点について記しておきます。
私のチームには、UNSWの学生とイギリスからの学生が1人ずつおり、いずれも6年生でした。彼らと日本の医学生の間の差を感じたのは、臨床現場での力でした。オーストラリアの医学生は、1年生から週1日の病院実習を経験します。進級と共にその割合は増加し、4年生では週3日、5年生では日本と同じ週5日になります。低学年の頃から病院に訪れ、患者との接し方や医療従事者としての態度を身につけ、5年生の頃には日本の研修医と変わらない動きができています。身体診察や採血、カルテの記入を迷いなく行う姿から大きな衝撃を受けました。医学生に対する、医療スタッフや患者からの信頼という土台によって、この良い環境が成立していると思います。そして、それはオーストラリアの人々の国民性によるところが大きいように感じ、羨ましくもありました。日本ではオーストラリアと同じ環境を得ることは現実的に難しいですが、実習期間の増加や学生医という名称など、日本の枠組みの中で可能な限り欧米諸国に追いつこうという動きがみられるのは、非常に良いことだと感じています。
4週間という短い期間でしたが、この実習で得た発見と学びは数え切れません。この経験は、自分の医師人生にプラスに働くだけでなく、後輩の育成や日本の医療?医学教育に目をむける非常に良い機会となりました。お力添えくださった皆様方に、深く感謝致します。
派遣決定時より沢山の思いを巡らせていましたが、その新鮮さや日本とのギャップの大きさは、想像を遙かに超えるものでした。特に印象的だったものとして、医学教育の違いという点について記しておきます。
私のチームには、UNSWの学生とイギリスからの学生が1人ずつおり、いずれも6年生でした。彼らと日本の医学生の間の差を感じたのは、臨床現場での力でした。オーストラリアの医学生は、1年生から週1日の病院実習を経験します。進級と共にその割合は増加し、4年生では週3日、5年生では日本と同じ週5日になります。低学年の頃から病院に訪れ、患者との接し方や医療従事者としての態度を身につけ、5年生の頃には日本の研修医と変わらない動きができています。身体診察や採血、カルテの記入を迷いなく行う姿から大きな衝撃を受けました。医学生に対する、医療スタッフや患者からの信頼という土台によって、この良い環境が成立していると思います。そして、それはオーストラリアの人々の国民性によるところが大きいように感じ、羨ましくもありました。日本ではオーストラリアと同じ環境を得ることは現実的に難しいですが、実習期間の増加や学生医という名称など、日本の枠組みの中で可能な限り欧米諸国に追いつこうという動きがみられるのは、非常に良いことだと感じています。
4週間という短い期間でしたが、この実習で得た発見と学びは数え切れません。この経験は、自分の医師人生にプラスに働くだけでなく、後輩の育成や日本の医療?医学教育に目をむける非常に良い機会となりました。お力添えくださった皆様方に、深く感謝致します。
ルートヴィクスハーフェン経済大学 サマースクール研修|小栗 葉月さん
2016年4月 1日
国 | ドイツ |
大学名 | ルートヴィクスハーフェン経済大学 |
学部 | 人文社会学部 |
留学期間 | 平成27年8月~平成27年9月(3週間) |
今回、サマースクールに参加した動機の1つとして、非英語圏での英語による生活?プログラムに魅力を感じた、という点があります。ドイツ語と英語は文法が比較的似ているため、ドイツでは英語を話せる人が多い、とうかがっていましたが、実際、私が住んでいたマンハイムの周辺では、大きな駅の駅員さんや、観光地の店員さんを除き、あまり英語が通用せず、不便な思いをしました。若者で英語を話せる人もいましたが、英語を話せるけれども話したくない、という態度の人も見受けられました。しかし、バディをはじめ、先生方や親切な方に助けていただき、なんとか生活することができました。
第2言語でドイツ語選択ではなかったため、ドイツ語の学習経験が皆無であり、そのため、街でドイツ語で話しかけられても何も理解できませんでした。上で述べたように、「英語を話せるけれども話したくない」という人、言い換えれば、自分の国の言語への誇りを持っている人が数多くいることを認識することができました。
しかし一方で、ドイツは移民が多い国でもあります。寮の周りには、多くのトルコ系の人々がいました。街にも、多くのトルコ料理店や、そこで働きトルコ語を話すトルコ人の人が存在していました。他にも、数は少ないですが中国系やアフリカ系の人も見かけました。
ドイツの街並みは、古くからの建物だけでなく、近代的なビルなども数多く見られましたが、その中に、アラビア語で書かれた看板や、中華料理店(その中に"寿司"という文字が見え隠れしていることも)が溶け込んでいました。
ドイツでは、古いものも新しいものも含め、多くの異文化がうまく混ざり合い、それが当然のように受け入れられていました。グローバル化が進むにつれて、ますます多くの人が接触をするようになっていく一方で、自国の文化や自分のアイデンティティをより大切にする傾向が現れているように感じます。その傾向を、ドイツで顕著に見てとれたように思われます。
このサマースクールに関わってくださった皆様と、支えてくれた家族や友人に心から感謝します。
第2言語でドイツ語選択ではなかったため、ドイツ語の学習経験が皆無であり、そのため、街でドイツ語で話しかけられても何も理解できませんでした。上で述べたように、「英語を話せるけれども話したくない」という人、言い換えれば、自分の国の言語への誇りを持っている人が数多くいることを認識することができました。
しかし一方で、ドイツは移民が多い国でもあります。寮の周りには、多くのトルコ系の人々がいました。街にも、多くのトルコ料理店や、そこで働きトルコ語を話すトルコ人の人が存在していました。他にも、数は少ないですが中国系やアフリカ系の人も見かけました。
ドイツの街並みは、古くからの建物だけでなく、近代的なビルなども数多く見られましたが、その中に、アラビア語で書かれた看板や、中華料理店(その中に"寿司"という文字が見え隠れしていることも)が溶け込んでいました。
ドイツでは、古いものも新しいものも含め、多くの異文化がうまく混ざり合い、それが当然のように受け入れられていました。グローバル化が進むにつれて、ますます多くの人が接触をするようになっていく一方で、自国の文化や自分のアイデンティティをより大切にする傾向が現れているように感じます。その傾向を、ドイツで顕著に見てとれたように思われます。
このサマースクールに関わってくださった皆様と、支えてくれた家族や友人に心から感謝します。
南カリフォルニア大学 臨床薬学研修|福山 了介さん
2016年4月 1日
国 | アメリカ |
大学名 | 南カリフォルニア大学 |
学部 | 薬学部 |
留学期間 | 平成27年7月~平成27年8月(12日間) |
「南カリフォルニア大学(USC) 臨床薬学研修」は、アメリカと日本の医療や薬学事情の違い、症例検討、病院見学などの薬剤師を目指す学生に向けた内容となっており、今後の日本の薬剤師がさらに活躍するにはどうすればいいのかを考えさせてくれる貴重な体験となりました。その中でも印象に残った点が2点あります。
まず1点目は授業スタイルです。日本の授業では一般的に、先生からの講義を聞く「受動的な学習」が主流となっていますが、USCでの授業スタイルは、「能動的な学習」となっていました。学生をグループに分け、グループ毎に症例検討の課題について話し合ったのち、全員で意見交換を行ったり、先生が学生に意見を求めるような形で授業が進むので、自ら積極的に学ぶことができました。この点から、薬剤師綱領にある生涯研鑚に取り組む姿勢の重要性を感じ取ることができたと思います。
次に、2点目は薬学教育の違いです。日本の臨床実習は、薬局と病院で各11週間の期間で行われますが、USCの臨床実習は6か所の実習場所で各6週間の期間で行われます。つまり、学生は様々な医療現場で様々な経験を積むことができるため、知識量が膨大であり差を感じさせられました。
このように交換留学プログラムは個人の成長のためだけでなく、薬剤師の組織のために何が必要なのかと考える機会となりましたので、少しでも興味のある方にはぜひ参加していただきたいと思います。
まず1点目は授業スタイルです。日本の授業では一般的に、先生からの講義を聞く「受動的な学習」が主流となっていますが、USCでの授業スタイルは、「能動的な学習」となっていました。学生をグループに分け、グループ毎に症例検討の課題について話し合ったのち、全員で意見交換を行ったり、先生が学生に意見を求めるような形で授業が進むので、自ら積極的に学ぶことができました。この点から、薬剤師綱領にある生涯研鑚に取り組む姿勢の重要性を感じ取ることができたと思います。
次に、2点目は薬学教育の違いです。日本の臨床実習は、薬局と病院で各11週間の期間で行われますが、USCの臨床実習は6か所の実習場所で各6週間の期間で行われます。つまり、学生は様々な医療現場で様々な経験を積むことができるため、知識量が膨大であり差を感じさせられました。
このように交換留学プログラムは個人の成長のためだけでなく、薬剤師の組織のために何が必要なのかと考える機会となりましたので、少しでも興味のある方にはぜひ参加していただきたいと思います。
薬学全員写真
銅像と同じポーズ
夕日ショット
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校(UNSWIL)短期研修|岡田 千佳さん
2015年4月 1日
国 | オーストラリア |
大学名 | ニューサウスウェールズ大学付属語学学校 |
学部 | 人文社会学部 |
留学期間 | 平成26年8月~平成26年9月 |
私はUNSWILで1年生の夏を過ごしました。今までの人生で最も充実した1か月であり、多くの人と出会い、多くのことを学びました。
語学学校で私が通っていたクラスはビジネス英語を学ぶクラスで、アジアを中心に世界中から集まった学生が、切磋琢磨しながら学び合える活発なクラスでした。クラスメイトたちは自分の将来を見据えている子ばかりで、授業や放課後の会話の中で彼らから学ぶことがたくさんありました。タイやインドネシア、中国から来ていたクラスメイトは特に、自分が何のために英語を学び、将来どんな職について社会に貢献するつもりなのかのビジョンを持っていて、それを他人に堂々と語れる自信も持っていました。アジアの同世代の子が、自分よりはるかに多くの知識を持ち、大きな夢と自信を持っていることに私は衝撃を受けました。この経験は私の中に強く残り、帰国後の姿勢を変えました。
ホストファミリーとの生活の中ではまた一味違った学びをし、放課後や休日にはオーストラリアの文化に直接触れることができました。
現地の学校には多くの日本人が集まりますが、同じ目的を持って集まった仲間からも学ぶことは多く、語り合うことでお互いの刺激になり、帰国後も続く仲を築くことができました。
たった1か月の短期留学が、私の考え方をこんなにも大きく変えるとは思っていませんでした。このプログラムに参加したことで、自分を大きくステップアップさせることができたと思っています。
語学学校で私が通っていたクラスはビジネス英語を学ぶクラスで、アジアを中心に世界中から集まった学生が、切磋琢磨しながら学び合える活発なクラスでした。クラスメイトたちは自分の将来を見据えている子ばかりで、授業や放課後の会話の中で彼らから学ぶことがたくさんありました。タイやインドネシア、中国から来ていたクラスメイトは特に、自分が何のために英語を学び、将来どんな職について社会に貢献するつもりなのかのビジョンを持っていて、それを他人に堂々と語れる自信も持っていました。アジアの同世代の子が、自分よりはるかに多くの知識を持ち、大きな夢と自信を持っていることに私は衝撃を受けました。この経験は私の中に強く残り、帰国後の姿勢を変えました。
ホストファミリーとの生活の中ではまた一味違った学びをし、放課後や休日にはオーストラリアの文化に直接触れることができました。
現地の学校には多くの日本人が集まりますが、同じ目的を持って集まった仲間からも学ぶことは多く、語り合うことでお互いの刺激になり、帰国後も続く仲を築くことができました。
たった1か月の短期留学が、私の考え方をこんなにも大きく変えるとは思っていませんでした。このプログラムに参加したことで、自分を大きくステップアップさせることができたと思っています。
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)選択制臨床実習|三浦智孝さん
2015年4月 1日
国 | オーストラリア |
大学名 | ニューサウスウェールズ大学(UNSW) |
学部 | 365体育投注 |
留学期間 | 平成26年5月~平成26年6月(4週間) |
私は日本においてまだまだ一般的とはいえない感染症科と海外での医療?医学教育への興味からこの選択実習を志望し、UNSWの提携病院であるSt Vincent's HospitalのHIV Medicine/Infectious Diseasesにて実習する機会を頂けました。楽しいことばかりでなく、ストレスに悩んだこともありましたが、周りの方々の支えのもとで素晴らしい日々を送ることができ、4週間があっという間に過ぎ去りました。
実習は回診やカンファランス、レクチャーがメインでした。日本での実習に慣れていた私にとって驚くことばかりでしたが、何よりもUNSWの学生のモチベーションの高さやフットワークの軽さに衝撃を受けました。自ら問診や身体診察をとったり、カルテを記載したりと、医療スタッフの一員として学生が働いているようでした。この私の驚きを同じチームの学生に伝えたところ、「だって患者さんから学ばなきゃ」と。"学生"という殻に閉じこもっていた私に新鮮な風が吹き込んできました。モチベーション高い周りの学生に感化され、私も患者さんの問診や所見をとり、発言する機会を何度も得ることができました。もちろん、知識や英語の面で恥ずかしい思いをしましたが、その分価値ある学びを数多く得られました。
たくさんの刺激を受け、たくさんの人々に出会い、幸せな経験を積むことができました。支援してくださった方々に感謝申し上げます。今回の体験を糧として将来につなげていきたいです。また、多くの学生が海外に出て、"求めよ、さらば与えられん"の環境で積極的に経験を積むことを期待しています。
実習は回診やカンファランス、レクチャーがメインでした。日本での実習に慣れていた私にとって驚くことばかりでしたが、何よりもUNSWの学生のモチベーションの高さやフットワークの軽さに衝撃を受けました。自ら問診や身体診察をとったり、カルテを記載したりと、医療スタッフの一員として学生が働いているようでした。この私の驚きを同じチームの学生に伝えたところ、「だって患者さんから学ばなきゃ」と。"学生"という殻に閉じこもっていた私に新鮮な風が吹き込んできました。モチベーション高い周りの学生に感化され、私も患者さんの問診や所見をとり、発言する機会を何度も得ることができました。もちろん、知識や英語の面で恥ずかしい思いをしましたが、その分価値ある学びを数多く得られました。
たくさんの刺激を受け、たくさんの人々に出会い、幸せな経験を積むことができました。支援してくださった方々に感謝申し上げます。今回の体験を糧として将来につなげていきたいです。また、多くの学生が海外に出て、"求めよ、さらば与えられん"の環境で積極的に経験を積むことを期待しています。
ハルリム大学 短期看護研修|磯村 千晶さん
2015年4月 1日
国 | 韓国 |
大学名 | ハルリム大学 短期看護研修 |
学部 | 看護学部 |
留学期間 | 平成26年9月(1週間) |
私は昨年の9月に韓国の春川市にあるハルリム大学に留学しました。私は学生生活でしかできない経験をしたいという思いと、どうせなら将来看護師になるために何か役立つことがしたいという思いがありこのプログラムに参加しました。
プログラムでは、ハルリム大学で看護学部を案内していただいたり、解剖整理など医療系の講義を受けました。
病院見学では春川市とソウル市内のハルリム大学付属病院で行い、韓国の国民に合わせた病院の特徴や健康問題について師長様、その他職員様に教えていただきました。現地のボランティアの学生に大学周辺やソウル市内の観光案内もしてもらいました。
私は英語圏でない国に行ったのは今回が初めてでいきなり韓国語で話されたりして最初は戸惑いましたが、現地の方は皆親切で、韓国の医療についてだけでなく文化や習慣についても理解を深めることができました。更に日本に関してもいかに自分が住んでいる国を知らなかったのかを実感する機会となりました。
これからもこのプログラムでは毎年当大学とハルリム大学の学生が交互に派遣されるため、今度は日本に来た韓国の学生に日本について関心をもってもらえるよう活動に積極的に参加していきたいと思います。
プログラムでは、ハルリム大学で看護学部を案内していただいたり、解剖整理など医療系の講義を受けました。
病院見学では春川市とソウル市内のハルリム大学付属病院で行い、韓国の国民に合わせた病院の特徴や健康問題について師長様、その他職員様に教えていただきました。現地のボランティアの学生に大学周辺やソウル市内の観光案内もしてもらいました。
私は英語圏でない国に行ったのは今回が初めてでいきなり韓国語で話されたりして最初は戸惑いましたが、現地の方は皆親切で、韓国の医療についてだけでなく文化や習慣についても理解を深めることができました。更に日本に関してもいかに自分が住んでいる国を知らなかったのかを実感する機会となりました。
これからもこのプログラムでは毎年当大学とハルリム大学の学生が交互に派遣されるため、今度は日本に来た韓国の学生に日本について関心をもってもらえるよう活動に積極的に参加していきたいと思います。
ルートヴィクスハーフェン経済大学 サマースクール研修|澤田 有華さん
2015年4月 1日
国 | ドイツ |
大学名 | ルートヴィクスハーフェン経済大学 |
学部 | 経済学部 |
留学期間 | 平成26年8月~平成26年9月(3週間) |
今回のサマースクールプログラムでは、TWLというドイツの電力会社や、メルセデスベンツ、EUなどを訪問し、そこで働いている人から直接レクチャーを受けることができました。
特にEUは、個人旅行ではなかなか訪れることができないため、貴重な体験になりました。
異文化理解の授業では、ドイツと日本の文化や行事の比較、感性の違いなどを議論しあいました。日本のことを学んでいるドイツ人のバディたちが、好きな日本語やアニメ、ミュージシャンについて話しているのを聞くと、彼らが日本のことを好きだという気持ちが伝わってきて、とても嬉しくなりました。
また、グループワークでは、他大学の学生と協力して、与えられたテーマについて英語で発表しました。英語でのプレゼンテーションは難しく、資料集めなど苦労することが多かったですが、普段の大学生活では経験することのできないことであり、苦労した分、大きな達成感を得ることができました。
今回は日本の大学だけでなく中国の大学も参加していたため、ドイツ人?日本人?中国人とお互い異なる言語を持っている人たちが集まっていました。こういった母国語が違う人たち同士が集まっても、英語でならコミュニケーションをとることができ、英語は世界共通言語だという言葉の意味を実感しました。このサマースクールを通して、多くの人と繋がることができました。これからは英語を話す機会を積極的に見つけて、さまざまな交流をしていきたいと思います。
特にEUは、個人旅行ではなかなか訪れることができないため、貴重な体験になりました。
異文化理解の授業では、ドイツと日本の文化や行事の比較、感性の違いなどを議論しあいました。日本のことを学んでいるドイツ人のバディたちが、好きな日本語やアニメ、ミュージシャンについて話しているのを聞くと、彼らが日本のことを好きだという気持ちが伝わってきて、とても嬉しくなりました。
また、グループワークでは、他大学の学生と協力して、与えられたテーマについて英語で発表しました。英語でのプレゼンテーションは難しく、資料集めなど苦労することが多かったですが、普段の大学生活では経験することのできないことであり、苦労した分、大きな達成感を得ることができました。
今回は日本の大学だけでなく中国の大学も参加していたため、ドイツ人?日本人?中国人とお互い異なる言語を持っている人たちが集まっていました。こういった母国語が違う人たち同士が集まっても、英語でならコミュニケーションをとることができ、英語は世界共通言語だという言葉の意味を実感しました。このサマースクールを通して、多くの人と繋がることができました。これからは英語を話す機会を積極的に見つけて、さまざまな交流をしていきたいと思います。
南カリフォルニア大学(USC)臨床薬学研修 三田村 佳奈さん
2015年4月 1日
国 | アメリカ |
大学名 | 南カリフォルニア大学(USC) |
学部 | 薬学部 |
留学期間 | 平成26年7月~平成26年8月(2週間) |
私は、南カリフォルニア大学にて2週間のSummer Programに参加してきました。
最初の数日間はアメリカの薬剤師制度や個人情報に関する講義の他、キャンパス内?別キャンパスのツアーなど基本的なことを学び、その後は現地の学生による高血圧や糖尿病に関する授業を受け、症例について各自SOAP形式で患者の問題点をまとめてグループディスカッションで発表するという形式で授業が進んでいきました。
今年は名市大の学生の他にも日本?韓国の薬学部から多くの学生が参加しており、あまり英語が得意でない私にとってこのグループディスカッションは非常に手強かった反面、英語での言い回しを他の学生の発言から学ぶことができたり、よりよい薬物治療のために薬剤師として提案できることを考えたりしたことで、得るものも非常に大きかったと思います。最後の数日間では病院などのClinical Tourがあり、現地の医療機関の様子を見ることができました。
授業の後、夕方からは自由時間となっていたので現地の学生の企画による野球観戦などのほか、ハリウッドやグリフィス天文台を観光したり、3連休を使ってサンタモニカやサンディエゴなどまで遠出をしてみたり、アメリカをしっかり満喫できました。
医療制度の違う国での薬剤師のあり方を学ぶという経験は、日本の薬剤師制度の良い点も悪い点も学ぶこととなり、自分が将来どのような薬剤師になりたいのか見つめなおす機会にもなりました。薬学教育においても英語でのコミュニケーションにおいても、本当に毎日が新しい発見の連続で非常に多くのことを学ぶことができ、最高の2週間でした。
最初の数日間はアメリカの薬剤師制度や個人情報に関する講義の他、キャンパス内?別キャンパスのツアーなど基本的なことを学び、その後は現地の学生による高血圧や糖尿病に関する授業を受け、症例について各自SOAP形式で患者の問題点をまとめてグループディスカッションで発表するという形式で授業が進んでいきました。
今年は名市大の学生の他にも日本?韓国の薬学部から多くの学生が参加しており、あまり英語が得意でない私にとってこのグループディスカッションは非常に手強かった反面、英語での言い回しを他の学生の発言から学ぶことができたり、よりよい薬物治療のために薬剤師として提案できることを考えたりしたことで、得るものも非常に大きかったと思います。最後の数日間では病院などのClinical Tourがあり、現地の医療機関の様子を見ることができました。
授業の後、夕方からは自由時間となっていたので現地の学生の企画による野球観戦などのほか、ハリウッドやグリフィス天文台を観光したり、3連休を使ってサンタモニカやサンディエゴなどまで遠出をしてみたり、アメリカをしっかり満喫できました。
医療制度の違う国での薬剤師のあり方を学ぶという経験は、日本の薬剤師制度の良い点も悪い点も学ぶこととなり、自分が将来どのような薬剤師になりたいのか見つめなおす機会にもなりました。薬学教育においても英語でのコミュニケーションにおいても、本当に毎日が新しい発見の連続で非常に多くのことを学ぶことができ、最高の2週間でした。